Enjoy!ベジフル☆ライフ

倉敷市在住の「野菜ソムリエ」taeが、野菜&果物のなるほど情報をお届けします。


暮らしを守る地産地消と 子供たちのために出来ること

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★連載1周年企画★ 「いま、Taeが伝えたい!」

地域の農業を守る=私たちの暮らしを守る

私は倉敷が好きです。暮らしやすさに加え、身近に田畑があり、四季の移ろいを感じられること、種類豊富な農産物をいただけること。
野菜ソムリエとなって、さらに魅力を感じるようになりました。
そんななか、私が意識していることが地産地消です。安心安全、価格、環境への配慮などに加え、農作物を育てるだけではない『農地の役割』を知り、私にとって大きな意義を持つようになりました。
例えば、都心ではゲリラ豪雨に備え、雨水を貯めるための大きなトンネルを地下に作っています。昔から農地は、そのような水害を一時的に食い止めるダムとして、社会的インフラの役割を務めてきました。また、家の周りの田んぼや畑が全て、高いビルになったと想像してみてください。農地はみなさんの住空間を守っている存在でもあるんです。

TPP交渉が妥結し、海外からの農産物の輸入が増えることが予想されます。 ですが、田んぼに稲がそよぎ、用水路に魚が泳ぎ、畑に蝶が舞う、私たちが住むこの環境は輸入できません。
地域の農産物を食べることで、地域の農家さんが、地域で農業を続けられるよう応援する。そうすることが、私たちの暮らしを守ることにつながる。私はそう思います。地産地消、今より少し意識して買い物してみませんか?

子供たちの生きる力を育む

私は2児の母親です。最近、家庭での食育の大切さを見直すようになりました。というのも『自炊が出来る』ということは当たり前に出来ることではなく、たくさんのことを学んで築き上げる『力』だと気づいたからです。
例えば、栄養や調理法だけでなく、準備や片付け、献立を組み立てる力、買い物の仕方。また、出汁や自然の味をおいしいと感じる味覚や、食べる喜びを感じる心も必要です。そのためには、家庭での「食体験」や「お手伝い」がモノをいうのではないかと思うのです。

正直、子供と一緒でないほうが料理や買い物がはかどります。それでも、『食べることは生きること』。子供たちの生きる力を育むために、成長に合わせてお手伝いの機会を増やそうと心がけています。
他に、とても簡単な工夫をしているのでご紹介します。それは、言葉にして伝えること。
「醤油や味噌は大豆からできているんだよ」「白菜は冬がおいしい野菜なんだよ」
「お母さんの卵焼きはこんな味付けをしているんだよ」
子供は親の何気ない一言をよく覚えていて、私もびっくりすることがあります。まずは、そんな些細な一言から。母として自分に出来ることから始めたいと思っています。

 

★今月の一皿★ くらしき冬野菜の具だくさん汁

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●材料
水……………………1,200cc
だし昆布……………10cm角1枚
かつおだしパック…1袋
料理用清酒…………40cc
薄口醤油……………大さじ2
塩……………………小さじ1/3〜
★鶏胸肉…………1/2枚(150g)
★金時人参………小1本(100g)
★カブ……………中1個(200g)
★長ネギ…………白い部分1本(100g)

白菜…………………大5枚(400g)
カブの葉……………あれば適量(今回は60g)
松山あげ……………1/2枚(油揚げでOK)
木綿豆腐……………1/2丁(150g〜200g)

 

●作り方

1.水にだし昆布を入れ、30分〜一晩置いておく。

2.材料を切る。鶏胸肉は1.5cm角、金時人参は薄く皮をむいて小さめの乱切り、カブは皮ごと乱切りに。長ネギは2cmの小口切り、白菜は縦半分にして食べやすい大きさに切る。カブの葉はみじん切りにしておく。松山あげは適当な大きさにちぎり、木綿豆腐はサイコロ状に切る。

3.鍋に1とかつおだしパック、★の材料を入れ、料理用清酒と塩少々(分量外)を加えて火にかける。

4.沸騰したらアクをとって白菜を加え、再度沸騰したら松山あげと木綿豆腐を加える。再び沸騰したらだしパックを取り、弱火で20分煮る。

5.最後にカブの葉を加え軽く火が通ったら、薄口醤油と塩で味を調えて完成。

★レシピは誌面でも見られます!

↓こちらでも入手できます。

http://classs.jp/setti/



★Tae(Classsメイト)
野菜ソムリエ協会認定『野菜ソムリエ』。
愛媛県出身、倉敷市在住8年。食欲旺盛な2歳男子&野菜苦手な5歳女子の子育てに奮闘中。
アメーバブログ『野菜ソムリエTaeさんちのリビング』