Enjoy!ベジフル☆ライフ

倉敷市在住の「野菜ソムリエ」taeが、野菜&果物のなるほど情報をお届けします。


栄養満点! 春を味わう 新たまねぎ

新たまねぎは〝生〟で

春に旬を迎える新たまねぎ。その醍醐味は何といっても、生で食べられること。味や食感のおいしさもさることながら、その栄養価にも大注目です。ネギ類特有の刺激臭や辛みの成分であるアリシン。様々な健康効果があり、抗菌作用、健胃・整腸作用、血栓予防、生活習慣病予防。また、ビタミンB1(豚肉など)と一緒に摂ることで疲労回復や不眠改善などが期待できます。ですがこのアリシン、熱に弱いのが特徴。生で食べられる新たまねぎはうってつけ! というわけなんです。また、水に溶けやすいため、水にさらしすぎないのもポイント。辛みが強い場合は、酢や油と合わせると和らげることができますよ。

加熱調理をするときは、①切って10分程度置いてから、 ②ビタミンB1と一緒に、調理するのがポイント。アリシンが熱に強い成分に変化します。また油と一緒だと損失が防げるとされ、玉ねぎと豚の生姜焼きなどは、とても理にかなった食べ方と言えます。ただ、新たまねぎは辛みが少ない分、糖度も低め。加熱調理には普通の玉ねぎがおすすめです。

栄養豊富なワケ

私たちが食べている玉ねぎ、植物のからだのどの部分を食べていると思いますか? 正解は、葉っぱです。次の年に芽を出すための栄養の貯蔵庫として、葉の一部が変化した〝りん葉〟という部分なんです。まさに、玉ねぎの命のパワーが詰まった場所。

古代エジプトでは、ピラミッドの建設に携わる労働者のスタミナ維持のため、玉ねぎ、にんにく、大根を食べさせたと伝わっています。季節の変わり目の体調管理に、新生活の活力に。ぜひ新たまねぎを食べていただいて、元気で素敵な春をお過ごしくださいね。

新たまねぎの保存

日持ちがする玉ねぎですが、新たまねぎは例外です。黄色い玉ねぎの収穫前のものを指す時もありますが、新たまねぎ用の品種が栽培されていることが多いです。水分が多く、長期保存には不向き。冷蔵庫の野菜室で保管し、早めに食べましょう。

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新たまねぎは、緑の葉もとってもおいしいです。光合成によって、これからりん葉に蓄えられる栄養を作り出している部分。ネギとは違った甘みがあり、これも新たまねぎシーズンのお楽しみです♪

★写真の「新たまねぎとサーモンのカルパッチョ風」のレシピは誌面でチェックしてくださいね!

↓こちらで入手できます。

http://classs.jp/setti/



★Tae(Classsメイト)
野菜ソムリエ協会認定『野菜ソムリエ』。
愛媛県出身、倉敷市在住8年。食欲旺盛な2歳男子&野菜苦手な5歳女子の子育てに奮闘中。
アメーバブログ『野菜ソムリエTaeさんちのリビング』