倉敷・総社 地名伝説

倉敷・総社の地名の謎に迫ります。あなたは知っていましたか?


第七番 清音 〜きよね〜

 都窪郡に属していた清音村は、平成17年(2005年)3月22日、合併により総社市の一部となりました。清音村は高梁川沿いの温暖な気候に恵まれた稲作やいちご栽培が盛んな田園地帯。

「清音」という風雅な響きは、高梁川の清流を間近にみるところに位置することから、「山水有清音」という古語にちなみ名づけられました。
「さんすい せいおんに あり」

山や川にも自然の奏でる清らかな音楽があることを意味し、下手な造作を加えないありのままの世界を表しています。
現在では、その言葉のたたずまいや重みを好み、茶席などで掛け軸として飾ったり、座右の銘とする方もおられるそうです。

清音地区の軽部山山麓に軽部神社があります。その昔、境内に樹齢400年の「垂乳根(たらちね)の桜」と呼ばれる見事な枝垂れ桜があったことから、乳神様として庶民の信仰を集めました。安産や母乳の出を願うため、乳房をかたどった「おっぱい絵馬」が数多く奉納されています。

この桜が元になったという、児島虎次郎による「垂乳根の桜」の屏風絵と油絵が大原美術館に収蔵されています。



★福茶葉(Classsメイト)
倉敷市在住9年目。旦那様と3人のチルドレンとMr.Childrenをこよなく愛するチルオタ。
「くらしき」という雅趣に富んだ響きに感銘を受ける。座右の銘は「人生バラ色」。

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