倉敷・総社 地名伝説

倉敷・総社の地名の謎に迫ります。あなたは知っていましたか?


第二番 美袋 〜みなぎ〜

 総社市にある「美袋」(みなぎ)。その美しい地名の由来には諸説ありますが、その一つには、水の流れに由来し、「みずながれ→みながれ→みな ぎ」になったとされています。ちょうど川沿いに位置する地域で、対岸への渡り船の発着場でした。江戸時代、松山往来(山陽道の岡山市真金を起点に高梁に北 上する道)の宿場町として栄えていた地域です。

 また、「袋」は「膨らむ」という意味からきています。風船は「ぷー」と膨らみ、よどみに浮かぶうたかたは「ぶくぶく」と浮いたり消えたりします。丸 くておおらかな顔は「ふくぶくしい」ですし、頭が大きくてふっくらとした鳥は「膨らむ鳥」といい、「ふくらむ→ふくらう→ふくろう」となりました。「お 袋」の由来は、身ごもるとお腹が膨らむことからきています。「美袋」は美しいまま膨らんで(広がって)いった地なのかもしれませんね。

 JR美袋駅は大正十四年築の非常に歴史ある建物で、登録有形文化財に指定されています。当時の地方木造駅舎の基本型ともいえる意匠が良好に保たれており、のどかな里山の風景にもうっとりさせられます。



★福茶葉(Classsメイト)
倉敷市在住9年目。旦那様と3人のチルドレンとMr.Childrenをこよなく愛するチルオタ。
「くらしき」という雅趣に富んだ響きに感銘を受ける。座右の銘は「人生バラ色」。

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