倉敷・総社 地名伝説

倉敷・総社の地名の謎に迫ります。あなたは知っていましたか?


第五番 白楽町 〜ばくろちょう〜

 倉敷駅から南へ車で10分ほどの地区。「はくらくちょう」や「しろらくちょう」と、そのまま読んでしまいそうですが、正解は「ばくろちょう」。倉敷市民でも読み方が難しい難読地名です。

 今では、倉敷市の市街地として様々な企業や店舗が立ち並ぶ白楽町ですが、かつて牛馬を売買する市場として賑わっていた頃から、「伯楽」と呼ばれるようになりました。「伯楽の一顧」という故事でも知られる馬の鑑定士の名人、“伯楽(はくらく)”からきています。

 その後、いつからか、「ばくろう」と読まれるようになり、やがて現在の「白楽(ばくろ)」へと変化していったと考えられています。
同じ読み方で、東京の「馬喰町」がありますが、これは徳川家康が関ヶ原の戦いの際、この地へたくさんの馬の鑑定士を置いていたことからきているので、倉敷の白楽町と同じ由来です。

 横浜市神奈川区には「白楽駅(はくらくえき)」があります。読み方こそ違えど、こちらも、馬を仲介する人たちが多く住んでいたことから、伯楽が転じて白楽になったとされています。



★福茶葉(Classsメイト)
倉敷市在住9年目。旦那様と3人のチルドレンとMr.Childrenをこよなく愛するチルオタ。
「くらしき」という雅趣に富んだ響きに感銘を受ける。座右の銘は「人生バラ色」。

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