月刊くらしき Classs111号(2018年3月)

倉敷・総社周辺の生活を楽しくする情報誌「月刊くらしき クラス」111号。お得なクーポン・求人情報が満載。


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POINT1POINT2POINT3POINT4(タエ)愛媛県出身、倉敷市在住10年。アメーバブログ『暮らしを楽しむやさい時間』インスタグラム始めました。@VEGEFRUTAEで検索。★取材先募集中CLASSS@2DO3.CO.JPまで。TAE日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエプロ水……1,200CC料理用清酒……大さじ1野菜の皮や芯、根、種など    ……両手いっぱいが目安。昆布……5CM角野菜だしのとりかた①野菜は50℃のお湯でつけ洗いする。②鍋に材料を全て入れてから、フタをして弱火にかける。③そのまま30分煮出し、ザルでこして完成 (こした野菜くずは食べません)野菜だしで作る♪簡単オニオングラタンスープ今回使った野菜…玉ねぎの皮、大根のヘタ、人参のヘタ、        茹でほうれん草の付け根、白菜の芯、        じゃがいもの皮、ネギの根加熱25分で一度様子を見ましょう周りが茶色くなっていればOK野菜だし…800㏄玉ねぎ…300G(大1玉)バター…10Gローリエ…1枚ピザ用チーズ…80G程度(20G×4人分)お麩…24個程度(6個×4人分)自然塩…小さじ1∼★ドライパセリ、ブラックペッパーなど…お好みで⃝使う野菜の種類が多いほど深みが出ますが、昆布が入っているので3種類∼でOK。⃝玉ねぎの皮は多く使うとえぐみが出るので、使う目安は1/2玉分ほどに。⃝キャベツの芯、ブロッコリーの軸は独特の風味が出るので入れない方がベター。⃝じゃがいもの皮、りんごの芯を加えると甘味が出てオススメです。*ジャガイモの芽と緑の部分には毒素が含まれるので、絶対使わないでください。野菜くずは、汚れや農薬を落とすために50℃のお湯に浸して丁寧に洗います。温度計がない場合、熱湯と常温の水を半々で混ぜ、2秒ほどなら指をつけていられる程度の熱さが目安です。洗ってしっかり水気をふいてから、タッパーやジッパー付き保存袋にキッチンペーパーを敷いたものに入れ、冷蔵保存します。(50℃洗いは保存の前でも、作る前でもOK)料理に加える水分に置き換えて使います。味噌汁や煮物、カレーなど。使い切れない分は冷凍保存が可能です。使う野菜について50℃のお湯で洗う野菜くずの集め方だしの使い方と保存①オーブンを200℃に予熱する。②玉ねぎを繊維に沿って千切りにし、クッキングシートを敷いた天板の上にまんべんなく並べる。バターを乗せ、塩をふたつまみ(分量外)振ってから28分加熱する。(黒く焦げ付いてしまったら、その部分は取り除く。)③②とローリエ、野菜だしを鍋に入れて火にかけ、沸騰したら、分量の塩を加えて味見をする。チーズを乗せるので、気持ち薄めの味付けでOK④③をカップによそい、その上にお麩、チーズの順で乗せる。チーズが溶けるまで電子レンジで加熱し、仕上げに★をお好みで振りかけて完成。材料4人前野菜価格の高騰はいつまで? 今冬はとにかく野菜の値段が高いですね。その原因は昨年秋の天候不順にあります。10月の台風や長雨、それにともなう日照不足、さらに11月に入って気温の低い日も続いたため、生育不良が続き、出荷量が減少したことにあると考えられます。価格が安定してくる野菜もありますが、大根や白菜、キャベツをはじめとする冬野菜全般はシーズン終盤まで高値が続き、春野菜が旬を迎えるころまではこのままの状況が続くものと考えられています。野菜を余すところなく活用しよう これを機会に普段捨てている野菜の部位を活用してみませんか?私は普段から、野菜は皮つきで食べることが多いのですが、玉ねぎの皮や、料理によって使えない部位もありますよね。そこで今回ご紹介するのが、野菜だし。そのパワーを知ると、野菜くずを捨てられなくなりますよ。野菜だしに含まれるパワー 野菜や果物に含まれる化学物質で、抗酸化力や免疫力のアップに効果があると期待されているものをファイトケミカル(フィトケミカル)と言います。例えば、Βカロテンやリコピンなどのことです。実は、これらは植物の細胞壁の中に入っているため、その細胞壁を壊さないと体に吸収することができません。その方法のひとつが加熱すること。特に煮込むことで、水分にファイトケミカルが溶け出してきます。さらに、そのファイトケミカルは、皮やヘタ、種など、私たちが普段食べない部分に多く含まれているんです。その理由は、ファイトケミカルが植物が身を守ったり、子孫を残すために必要な成分だから。野菜だしには健康と美容に役立つパワーがたっぷり含まれています。ベジフルパワーがぎゅっ!野菜だしを作ってみようレシピ・文・撮影・スタイリング/TAEENJOY!ベジフルライフ3012


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