月刊くらしき Classs111号(2018年3月)

倉敷・総社周辺の生活を楽しくする情報誌「月刊くらしき クラス」111号。お得なクーポン・求人情報が満載。


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店主の北村健太郎さん店名|BELK住所|倉敷市児島唐琴町7営業時間|10:00∼日没     (平日は12:00∼)営業日|FACEBOOKと   インスタグラムに記載店名|CROWDSURF住所|倉敷市西阿知町西原992-21TEL|086-436-6569営業時間|10:00∼19:00(要予約)定休日|月曜日クラシキヘッドラインニュースMARCH2018KURASHIKIHEADLINENEWS 倉敷・西阿知にギターリペア工房「CROWDSURF(クラウドサーフ)」がオープンした。 主にギターやベースの修理、調整、カスタマイズを手掛ける同工房。2014年から昨年10月まで矢掛町で営業していたが、昨年12月に店主・清水雅丈さんの地元に移転した。 「アクセスのしやすさを重視して自分の地元でもある倉敷を移転先に選んだ」という清水さん。移転に伴い、工房の面積は移転前の約8倍に拡張。木工に関わる大型の設備も導入し、待合スペースも新設した。 清水さんは「作業効率が上がり、対応できる作業の幅も広がった。納期も短縮できて、より多くのお客さまの要望に応えられるようになった」と話す。 「もともとものづくりが好きだった」という清水さんは、東京の学校でギター製作を学び、卒業後はギターのオーダーメイドと修理を行う都内の工房でオリジナルのギターやベース製作を担当して経験を積んだ。「浮き足立つことなく、常にお客さま目線で丁寧な接客と作業を続けて『リペアならここ』と言われるようになりたい。県内全域と中四国地方すべてのミュージシャンの受け皿になれれば」と意気込む。上記内容についてのお問い合わせは、情報提供元:倉敷経済新聞編集部(株式会社キッカワ内)TEL086-420-2111までお願い致します。HTTP://KURASHIKI.KEIZAI.BIZ瀬戸内を見渡す王子が岳山頂にカフェ地元店主「美しい景色を多くの人に」倉敷・西阿知にギターリペア工房「クラウドサーフ」移転拡張で作業効率向上 倉敷市と玉野市にまたがり、瀬戸内海を一望できる「王子が岳」山頂付近の「王子が岳パークセンター」内にカフェ「BELK(ベルク)」がオープンした。 玉野市出身の店主・北村健太郎さんが玉野市から借り受けて昨年10月に出店。店舗南側から西側にかけての瀬戸内海に面した窓は全面ガラス張りで、店内から広大な景色を見渡せる。テーブル、カウンター、壁のパネルなどは全て北村さんの手作り。店名はドイツ語で「山」の意味を持つ。席数は30席。 主なメニューは、「BREAD&DOUGHNUTHOHO(ブレッド&ドーナツホホ)」のトーストやスイーツ、「武蔵野珈琲」と「キノシタショウテン」が焙した豆を使ったコーヒー各種、自家製ホットレモネードなど。 北村さんは「王子が岳から見る景色が大好きで昔からよく足を運んでいた。以前営業していた飲食店が数年前に閉店してから空いたままになっていたのでもったいないと思い、カフェの出店を企画した。ほかの瀬戸内沿岸スポットと比べても、ここまで広大な景色が見渡せる場所はあまりないのでは」と話す。「瀬戸内の美しい景色をもっと多くの人に知ってもらうためにも、目指して来てもらえるような心地よい空間を作っていきたい」と意欲を見せる。店主の清水雅丈さん新設された待合スペース店内の様子KURABIZスタッフ不定期コラム 「一見ワケのわからない物事や、意味の無い行動を真剣にやっている大人はかっこいい」 学生時代にこのアルバムと出会い、そんな考えを持つようになりました。出会ったことが良いことだったのか悪いことだったのかわかりませんが、のちの趣味嗜好や価値観を大幅に変えられてしまったような気がします。 BOREDOMSの音楽性は時代によって変化しているため、初めて聴くアルバムによって彼らに対する印象が変わると思うのですが、このアルバムは「ハードコア」「パンク」「ハードロック」「テクノ」「ノイズ」「トランス」「民族音楽」など多様なジャンルが混在していて、とにかくハイテンションでやかましく、間違いなくBGM向きではありません。言語は意味不明、非楽器的な物音や雑音も楽曲を構成する音として多用されています。このような紹介では「聴きづらいアルバム」と認識されてしまうかもしれませんが、どの曲にも耳馴染みの良いメロディーやビートがあり、日本の民謡あるいはチンドン屋のようなテイストが随所に織り込まれていてノリも良く、変な音楽のはずなのに不思議とすんなり聴けてしまいます。 バンドリーダーの∈Y∋氏は、以前に雑誌のインタビューで「線路の音やバスが止まる音が、ビートや音楽を示唆していて、街を歩いていてそれを聴くだけでどんどん曲ができる」と語っていました。その作曲方法も含め、常識にとらわれず自由に活動する姿に感銘を受けました。柔軟な感性を保つためには、好きなことを自由にやるというのも大切なのかもしれません。今度の休みは竹林に行って、このアルバムをデカい音で聴きながらバットの素振りをしようと思います。TEXT/ヨコチャン(デザイナー) ILLUST/MOT.CHOCOLATESYNTHESIZERBOREDOMS(ボアダムズ・1994年・日本)ヨコロックTHE♪REVIEW&MORE1986年結成のバンド「BOREDOMS」が1994年に発表したアルバム。2007年に「ROLLINGSTONE日本版が選ぶ日本ロックの名盤BEST100」で25位に選ばれた。ほかにもメンバ�いるようですが…アルバム15


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